こんにちは。
新緑がまぶしいこの時期は、
新たな登山シーズンの始まりを祝い、
安全を祈願する「山開き」が行われるそうです。
登山者が集まる山々は、多くの笑顔で賑わいます。
歯は、私たちの健康や表情を左右する大切なパーツです。
新たな山に挑む気持ちで、
お口の健康への取り組みを始めてみませんか?
今回は虫歯のメカニズムについてのご紹介です。
皆さんは、
「毎日歯を磨いているのに虫歯になってしまった」
という経験はありませんか?
そんな方にこそ、虫歯のメカニズムを
知っていただきたいと思います。
実は口の中では、食事をするたびに
歯が溶かされる、それを修復する
という働きが繰り返されています。
口の中の細菌による脱灰
私たちの口の中には
たくさんの細菌が住んでいます。
その中のミュータンス菌をはじめとする虫歯の原因菌は、
糖分を栄養にして酸を作り出します。
この酸が、歯のエナメル質を溶かしてしまいます。
これを脱灰といいます。
食事のあと、歯は小さな虫歯になった状態となるのです。[美栗1.1]
唾液による再石灰化
歯は、細菌の酸に溶かされる一方ではありません。
お口の中の唾液の働きが
とても重要な役割を持っています。
唾液は酸を中和し、
ミネラルを歯に補給して表面を修復する
再石灰化という働きをします。
健康なお口では脱灰と再石灰化、
2つのバランスが保たれ
歯は自然に修復されていきます。
虫歯になる条件
間食や甘い飲み物を口にしたときも、
歯の脱灰は進みます。
再石灰化の時間が確保できず、
お口の中が酸性になる時間が長くなると
脱灰が優勢になり
虫歯が進行してしまいます。[美栗2.1]
歯磨きをしていたのに虫歯になってしまった、という方は
歯の再石灰化をする時間が確保できていたかどうか
生活習慣を振り返ってみてくださいね。
歯を守るために
虫歯は突然できるものではなく、
生活習慣で進行してしまうものです。
その反対に、少しの注意で
予防できるものでもあります。
食事後の歯磨きを徹底するほか、
ダラダラ食べ・飲みを控える
水分補給で唾液の働きを後押しする
すぐに歯を磨けないときは口をゆすぐ
といったルールを決めて生活することで
脱灰と再石灰のバランスを保つことができます。[美栗3.1]
また、定期的な歯科医院での
プロフェッショナルケアも大切です。
セルフケアでは落とし切れない歯石や歯垢を落とすことができ、
表面がツルツルになるだけで心地いいだけでなく
汚れをつきにくくすることができます。
またブラッシング指導を受けることもでき、
お口を清潔に保つことで
脱灰のリスクをより小さくすることに繋がります。
当院でも予防歯科に力を入れておりますので、
ぜひお気軽にご相談ください。
虫歯のメカニズムを知り
毎日のセルフケアと習慣で
大切な歯を守っていきましょう。
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